令和6年度事業計画
1.教育方針
次の教育方針を通して、社会の要請に応える有用な人材を育成する。
1.1 尽誠学園の建学の理念である「愛 敬 誠」を基に、専門職業人、社会人としての人間性を涵養する。
1.2 専門職業人としての基礎的実践能力を育成する。
自ら学び、考えることを通して、看護の根拠となる科学的知識に裏づけされた知識・技術を駆使して看護活動を展開する実践能力を養う。
2.事業計画
2.1 教育活動について
2.1.1 改正カリキュラムの評価
令和5年度に引き続き改正カリキュラムの評価を行い、各科の課題について検討し修正・実行する。
2.1.2 学校評価 について
①学校関係者評価委員会の開催と、授業・施設等について意見交換し改善する。
②自己評価の実施と第三者評価を受け改善する。
2.1.3 教員の資質の向上
①看護協会主催の講習会受講、eラーニングが活用できる講習会受講等を奨励していく。
②アクティブラーニングのさらなる導入とピアレビュー(同僚の授業評価)を実施する。方策として教員による「授業研究会(仮)」を立ち上げ、研究会を中心に進めていく。
③新規採用教員の指導体制の見直し、特に教員個々の課題についての解決を図る。
④ 尽誠学園高等学校衛生看護科と合同で FD 研修を行う 。
2.1.4 国家試験対策
①業者による国家試験対策は従来通り実施する。
②教員による対策は、各科で担当者を位置付けした組織・システムを作り、時期と学習内容の順序性を配慮したきめ細やかなアプローチを実施する。
2.2 学校経営と学生確保にむけた活動
2.2.1 学生確保
①広報員会の活動の見直しと再構築を図る。教員一人ひとりへ、「教育」と「学生募集」は一体である自覚を持つことの重要性を伝えていく。まずは本校の魅力を高める方策を検討する。
②将来ビジョンの検討(本校のありように関して)と、他校との差別化(本校の魅力)を考え、本校の特色とした3点の見直しをし、新たな本校の「価値」「特色」を打ち出す。
③「倉敷リハビリテーション学院」との交流学習を発信する。
④卒業生を学校行事や授業に参加してもらう方法を検討し、PR活動に取り入れる。
2.2.2 広報活動
①インターネット(リクルート・マイナビ、 HP など)上で情報発信をする。広告費率を令和5年に比して10%増で検討する。
②学校訪問 に関しては 、情報の発信と収集に努める。
2.2.3「高等教育の修学支援制度」を含む学生への奨学制度の管理体制の整備、事務担当職員の連携を図る。
2.2.4 地域社会との連携・協力
自治体との「地域包括連携・協力」協定の推進:防災訓練の際の連携と協力、学生のボランティア活動を通じ連携強化を図る。
2.2.5 尽誠学園高等学校衛生看護科と連携・協同し、看護教員の教育、行事の推進を図り、第2看護学科の学生確保に繋げる。
2.3 経営戦略
学校経営の観点からPDCAに沿って、適切に正しい現状を認識し展開していく。
”学生募集困難”な中、上記の学生確保に関しての事業、広報活動等々における「経営指針」から費用対効果を測定し評価・改善につなげる。