同窓会から
コスモス会会員ならびに関係者の皆さま、日頃は同窓会活動にご理解ご協力を賜り、誠にありがとうございます。香川看護専門学校は1969(昭和40)年、建学の精神「愛　敬　誠」のもと55年の歴史を刻み、伝統を築いてきました。卒業生は3,400人有余を数え、地域で活躍され同窓生としては、大変心強く誇らしく思っております。
同窓会は会員相互の親睦をはかると共に母校の発展のために協力することを詠っておりますが、会員の一人として改めて同窓会とは、使命とは何なのかを考えてみました。学校の理念「地域社会および看護の発展に貢献する人材の育成」を縦糸、各学科の発展と教育の質向上、さらに地域社会との連携・協力の広がりと深化を横糸とすると、縦糸と横糸の交わる点に同窓会があります。この縦糸と横糸をどのように紡いでいくか、それが同窓会の使命と捉え、後輩がよりよい学校生活を送れるように、何ができるのかということを考えていくことが基本です。活気ある運営をしていくために、より一層学生や会員の皆さまの声を聴き、コミュニケーションや対話を大切にしていきたいと考えております。同窓生と学生との関わりは不足しがちですが、会員の皆さまに学校のさまざまな行事・活動に参加してもらい、垣根を超えた繋がりを持ち、人生の一つの糧にしていただきたいと願っております。
「不確実性」の高い時代だからこそ、人と人の絆はますます重要になるのではないでしょうか。縦糸と横糸を紡いでいくために、同窓会として何を伝えるのか、何をどのように繋げるのか、学校と共に考え開かれた姿勢で協働していく所存です。
今後ともコスモス会会員の皆さまには、同窓会活動により一層のお力添えをいただきますようお願い申し上げます。

令和６年７月吉日

校長／横山　重子、副校長／大栁　薫、第１看護学科教員／藤本　純子、第２看護学科教員／田村　由紀子