令和2年度事業計画

1.教育方針

 次の教育方針を通して、社会の要請に応える有用な人材を育成する。

  1. 尽誠学園の建学の理念である「愛 敬 誠」を基に、専門職業人、社会人としての人間性を涵養する。
  2. 専門職業人としての基礎的実践能力を育成する。
    自ら学び、考えることを通して、看護の根拠となる科学的知識に裏づけされた知識・技術を駆使して看護活動を展開する実践能力を養う。

2.事業計画

  1. 教育について
    (1)カリキュラムの再編
    厚生労働省は令和1年10月1日、看護教育のカリキュラムに関する「保健師助産師看護師学校養成所指定規則」および「看護師等養成所カリキュラムの運営に関する指導ガイドライン」の改正案を提言した。第5次となるカリキュラム改正の内容は、保健師、助産師、看護師3年課程、准看護師課程で2022年度入学生から、看護師2年課程で2023年度入学生から適用される予定である。柔軟なカリキュラム編成や学生が主体的に学べる教育方法を推進するために、講義要綱・実習要綱の内容を検討していく。
    (2)教員の資質の向上
    カリキュラム改正にあたり、質の高い実践的な職業人を育成するために、教育体制・教育環境の整備が求められている。とりわけ、教員の資質の向上を図る必要がある。教員の継続的なスキルアップを図る仕組みを検討していく。看護協会主催の講習会受講、Eラーニングが活用できる講習会受講等を奨励していく。また、学内での研修も増やしていく。事務職員を対象とした研修も奨励していく。
    (3)国家試験対策
    令和2年2月に実施された第109回国家試験は、難易度は昨年と同程度であった。厚労省が推し進めている「地域包括ケアシステム」に関連した精神看護学、在宅看護論、健康支援と社会保障制度の問題は、地域との連携に関する問題が増えた。過去問とキーワードの丸暗記の学習では、得点に結びつけることは困難で、人体・疾病の基礎から看護に結びつける学習が必要である。時代の要請に応じた教育内容を深化するとともに、学生への精神的支援を図っていく。

  2. 運営について
    (1)新規の「高等教育の修学支援制度」を含む学生への種々の奨学制度の手続きと管理体制の整備を図る。
    (2)「学校評価」
     「学校自己評価」の継続と令和1年度の自己評価の結果の分析・解釈から、足りない領域
     (研究・学生支援のシステムなど)への対策の検討と実践
     「学校関係者評価」の実施
    (3)図書館建設とそれに伴う職員室を含めた現図書の有効活用計画の実施
    (4)広報活動
     インターネット(リクルート・マイナビ、本校のHPなど)
     オープンキャンパス(他校との差別化を図った内容にするために、学生を巻き込んだ内容の検討を図る)
     「出前授業」「出前講演会」の実施と活性化に努める。
     学校訪問、特に准看護学院は春と秋に頻繁に訪問し、PRと情報収集に努める。
     本校の特色として打ち出した3点のPRと推進を図る。
    (5)地域社会との連携
     自治体との「地域包括連携・協力」協定の推進を図る。
     各自治体の防災訓練の際の連携と協力
     小・中学生対象の出前授業・健康教育